忍ismのももち選手がプロライセンスに関する提言を上げ
関係者がどのような反応をするのか見守られていた中
国内トップチームであるDETONATORの代表江尻氏が
2017年の総括として、プロライセンスの流れに関してコラムを更新されています。
【コラム】”業界に思う事と未来”DETONATOR代表 江尻
プロライセンスの発行に関する話し合いが現場が関与しない形で進められたこと
賛否は置いておいて、おそらくオリンピックに関連しての動きであること
などに触れながら、選手不在で話が進んでいることへの疑問が提示されています。
江尻氏が考える現在の問題として、イベントが興行として成立させにくい点を上げています。
イベントが大型化していく前の段階として
選手の素養、資質として、客を集めれる選手がいないという考えです。
当然、その要件を満たさないのであれば、高額賞金を得ること自体が不相応であり
江尻氏の言う【選手】不在というのはビジネスとしてeスポーツに食いつこうとする人達へ
目的と手段の相違への警鐘といえるのではないでしょうか。
もちろん、国内トップチームの代表ですから
そういった選手を育成をすること、契約やお金を稼ぐということの意義について
教えていくことをしていかなければいけない、という発言もされています。
ももち選手は、観る側であるコミュニティとゲームの関係性についてでしたが
大会という興行ビジネスと選手の在り方からプロである意義について切り込んだ内容となっていました。
この問題は、非常に難しい問題だと思います。
自分は、eスポーツだけではなく、格闘技やプロレスもよく観ますが
これまでの歴史の中で様々な団体が様々なルールで出来ては消えてを繰り返してきました。
それまでのものとは全く違うルールで真剣勝負だと言われ
大きなムーブメントにまでなったものの続かなかった団体もありますし
今までのものからあまりにも逸脱しすぎて
ふざけているのかと言われていた団体が業績を伸ばしたりすることがあります。
それは興行というビジネスの中で、どのようにマネタイズをするのか
どのようにお客さんを集めてくるのかという事へのこだわりだと思います。
例えば、天龍源一郎がかつて起こしたSWSという団体は
メガネスーパーという異業種のオーナーがお金を出し
とてつもない額で選手を手にしましたが、団体はすぐになくなりました。
天龍ほどの知名度があっても、興行がビジネスとして成立しなければ
うまくはいかないのです。
という気付きがあるのに、今も格闘技団体などでは
ヒロイックな選手を持ち上げて、時の人のように扱います。
それはブームを作っていく1つの方法としてテンプレート化した方法ではあり
メディアが関わっていく上で分かりやすい切り口になることは間違いありません。
ときど選手の東大出身、EVO2017優勝などのある種のキャラクターみたいなものも
それに近いものといえるでしょうし、盛り上がりを作っていく上で必要でしょう。
韓国では既にテレビでeスポーツの大会が番組として放映されていますし
FIFAやNBAなどのタイトルも大きなメディアと連動したものになるでしょう。
日本のeスポーツの盛り上がりがどのような形のものになっていくのか
またそれがプロライセンスを得た選手にとって幸せなものであるか、というのは
もっと考えるべき問題なのかもしれません。
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